メッセージテキスト(LOGO! 0BA5)

image\block_mt_sn.gif

 

image\0ba3_logo_sn.gif

装置シリーズ0BA3以前の説明については、下記を参照してください。

簡単な説明

このファンクションは、LOGO!がRUNモードのときに、LOGO!ディスプレイに他のブロ ックのメッセージテキストとパラメータを表示します。

注:LOGO! 0BA6装置シリーズは、LOGO! 0BA5装置以前がサポートしなかった多くの新しいメッセージテキスト機能を サポートしています。 ただし、お使いになっている回路プログラムで、新しい機能が付いたLOGO! 0BA6メッセージテキストファンクションブロックを使用するか、またはLOGO! 0BA5メッセージテキストファンクションブロックを使用するかを選択できま す。この選択は、[ファイル->メッセージテキスト選択]ダイアログで、その他のグローバル設定とともに実施します。 LOGO! 0BA5メッセージダイアログ下部のボタンを使用して、メッセージテキストの ファンクションを、新しい機能を備えたLOGO! 0BA6スタイルに変更することもできます。 使用している回路プログラムで、LOGO! 0BA5メッセージテキストファンクションブロックとLOGO! 0BA6メッセージテキストファンクションブロックとを、混合して適合させる ことはできません。

 

接続

説明

入力En

入力En (有効化)で0が1に移行すると、メッセージテキストの出力がトリガされます 。

入力P

Pはメッセージテキストより優先されます。

優先度は0が最低で、30が最高です。

Ack:メッセージテキストの承認

パラメータ

テキスト: メッセージテキストの入力

パラメータ: 既に設定された別のファンクションのパラメータまたは実効値(「表示 可能なパラメータまたは実効値」を参照)

時間: 継続的に更新される時刻を表示します

日付: 継続的に更新される日付を表示します

EnTime:  0から1への移行の時刻を表示します

EnDate:  0から1への移行の日付を表示します

出力Q

メッセージテキストが待機中であるかぎり、Qは設定されたままになりま す。

機能の詳細

入力Enで信号が0から1に移行すると、ディスプレイはRUNモードで、設定され たメッセージテキスト(実効値。テキスト、TOD、日付)を出力します。

承認が無効(Ack =オフ):

入力Enで0から1に信号が移行すると、メッセージテキストが非表示になりま す。

承認が有効(Ack =オン):

入力Enが0にリセットされると、[OK]ボタンを押して承認するまで、メッセー ジテキストが表示されます。入力Enが高であるかぎり、メッセージテキス トを承認できません。

複数のメッセージテキストファンクションがEn=1でトリガされた場合、最高 優先度(0 =最低、30 =最高)のメッセージが表示されます。このことはまた、新しいメッセージテキストは、その優先度がそれまで 有効なメッセージテキストの優先度より高い場合にのみ表示されること を意味します。

メッセージテキストが無効にされた、または承認された後には、ファン クションは、最高の優先度が必要となる、以前アクティブであったメッ セージを自動的に表示します。

RUNモードでの表示とメッセージテキストの表示を、image\logo_up_sn.gifボタンとimage\logo_down_sn.gifボタンによって切り替えることができます。

制限事項

最大10のメッセージテキストファンクションを使用できます。

設定時に注意すべき特定の特性

image\dialog_meldetext_old_sn.gif

 

image\1_sn.gif

[全般]領域

ここには、以下の設定があります。

  • メッセージテキストの優先度

  • メッセージテキスト承認用チェックボックス

 

image\2_sn.gif

[ブロック]領域

すべての回路プログラムブロックとそのパラメータのリストを表示しま す。

 

image\3_sn.gif

[全般パラメータ]領域

現在の日付のような、一般的パラメータを表示します。

 

image\4_sn.gif

[ブロックパラメータ]領域

[ブロック]領域から選択したブロックの、メッセージテキストに出力でき るパラメータを表示します。

 

image\5_sn.gif

[挿入]ボタン

[ブロックパラメータ]または[全般パラメータ]領域から選択したパラメータを、メッセージテキストに挿入するボタン 。

 

image\6_sn.gif

[メッセージ]領域

メッセージテキストを、この領域に配置します。この領域に入力された 情報は、LOGO!で表示されるものと一致します。

 

image\7_sn.gif

[削除]ボタン

[メッセージ]領域からエントリを削除するボタン

[特殊文字]ボタン

[メッセージ]領域に特殊文字を挿入するボタン

image\8_sn.gif

[新規スタイルメッセージおよび設定を有効化]

新しい機能付きLOGO! 0BA6スタイルメッセージテキストに切り替えるボタン。 続けて[ファイル->メッセージテキスト設定]ダイアログを完成して、LOGO! 0BA6スタイルメッセージテキストの設定を設定する必要があります。 これを選択すると、メッセージテキストはすべてLOGO! 0BA6スタイルになります。

メッセージテキストを配置するには

  1. [ブロック]領域から、パラメータを出力する元となるブロックを選択します。

  2. 必要なパラメータを、[ブロックパラメータ]領域から[メッセージ]領域に、ドラッグアンドドロップします。[挿入]ボタンを使っても、これを実行できます。

  3. [メッセージ]領域で、必要に応じてパラメータデータを追加できます。

シミュレーションモード

メッセージテキストのレイアウト

概要

 

image\0ba3_logo_sn.gif

image\line_sn.gif

0BA0-0BA3:

以下の仕様が適用されます。

簡単な説明

RUNモードでの設定されたメッセージテキストの表示

 

接続

説明

入力En

入力En (有効化)で0から1に移行すると、メッセージテキストが出力されます。

パラメータP

Pはメッセージテキストより優先されます。

優先度は0が最低で、9が最高です。

パラメータ

Par: 既にプログラムされた別のファンクションのパラメータまたは実効値 (「表示可能なパラメータまたは実効値」を参照)

出力Q

メッセージテキストが待機中であるかぎり、Qは設定されたままになりま す。

機能の詳細

RUNモードで、入力Enで信号が0から1に移行すると、設定されたメッセージテ キストのディスプレイへの出力がトリガされます。承認属性が設定され ていない状態で入力Enで1から0に移行すると、メッセージテキストが閉じら れます。承認属性が設定されている場合、入力En=0で、LOGO!で[OK]を使用してメッ セージが承認されるまで、メッセージテキストは閉じません。メッセー ジテキストが表示されているかぎり、出力Qでのステータスは1のままです 。

En=1でトリガされる複数のメッセージテキストファンクションのなかで、最 高の優先度のものが表示されます。LOGO!のimage\logo_down_sn.gifボタンを押すと、低優先度のメッセージも表示できます。

LOGO!のボタンimage\logo_up_sn.gifimage\logo_down_sn.gifを使用して、標準表示とメッセージテキスト表示を切り替えることがで きます。

制限事項

最大5つのメッセージテキストファンクションを使用できます

設定時に注意すべき特定の特性

メッセージテキストを、ブロックプロパティダイアログで設定できます 。各メッセージテキストに最大4行(LOGO!のテキストディスプレイには4行あり ます)を入力し、優先度を設定できます。カーソルキーまたはマウスを使 用して、次の行に移動できます。ENTERキーを押して、ブロックプロパテキダ イアログのすべての入力を確定して、ダイアログを閉じます。

他のブロックの実効値も、テキスト行に入力できます。それには、[ブロック]ダイアログから関連するブロックを選択します。[パラメータ]ダイアログが開いて、選択したブロックに使用できるすべてのパラメー タのリストが表示されます。このダイアログで選択するパラメータが、 選択したテキスト行に書き込まれます。これで、メッセージテキストを 呼び出したときに、パラメータの実効値が含まれます。

 

[メッセージを承認]属性を設定して、メッセージを閉じる前に承認する必 要があるかどうかを指定します。

シミュレーションモード

メッセージテキストのレイアウト

概要