オンラインテストモードとシミュレーションモードを使用して、回路プログラムの実行と入力状態への反応を監視で きます。
シミュレーションモードとの相違
シミュレーションモードでPC上の回路プログラムを実行します。そのため に、LOGO!を必要としません。入力ステータスをPCに事前設定できます。
オンラインテストでは、回路プログラムをLOGO!上で実行します。ユーザーは 、このLOGO!の「動作」を監視します。入力ステータスは、LOGO!入力の実際の状 態と対応します。
オンラインテストの前提条件
PCがLOGO!とリンクしている必要があります。
テスト対象の回路プログラムは、FBDフォーマットでもLADフォーマットでも、 LOGO!に転送されていれば動作します。
LOGO!Soft Comfort上とLOGO!上との回路プログラムを同じものにします。必要に応じて、プロ グラムをLOGO!からPCへアップロードするか、PCからLOGO!へダウンロードします。
最高30個のブロックのパラメータを監視できます。モニタ可能なブロック 数は、多数のパラメータを持つブロック(アナログSFBなど)を監視する場合に 、比例して低減します。
オンラインテストを開始するには
[ツールオンラインテスト]メニューコマンドを選択します。
LOGO!が停止状態の場合、[開始]ボタンで開始します。
結果として、LOGO!で回路プログラムが実行されます 。
モニタモードが開始します。
モニタ対象のパラメータを持つブロックを選択します。
結果として、選 択したブロックのパラメータの動作変化が「ライブ」で表示されます。
停止状態へのLOGO!の切り替え
LOGO!Soft Comfortを使用してLOGO!を停止するには、[停止]アイコンをクリックします。
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OBA4デバイスシリーズ以降では、オンラインテストがサポートされています 。 |
発生可能なエラー
次のエラータイプは発生する可能性があります。
使用中のLOGO!ではオンラインテストがサポートされていない。
対処法: 最新のLOGO!デバイスシリーズをインストールします。
PC上とLOGO!上とのプログラムが異なる。
対処法: 回路プログラムをLOGO!からPCへアップロードするか、PCからLOGO!へダウンロードし ます。
限度を超えたパラメータ数/ブロック数を同時にモニタしようとしている 。
対処法: 同時にモニタするパラメータ数/ブロック数を低減します。
PCとLOGO!との間の通信が中断された。
対処法: 接続を再確立します。