オーディオ トランジションを使用する

2 つ以上のオーディオ クリップを 1 つのタイムライン トラックに追加する場合、トランジションを使って、2 つのクリップをつなげることができます。

オーディオ トランジションを使うには、次の操作を行います。

1.オーディオ クリップをタイムライン トラックにドラッグし、次のクリップをトランジションが始まる位置 (最初のクリップの上) にドラッグ&ドロップします。タイムラインの既存クリップをドラッグして、他のオーディオ クリップ上にドロップしても、同じようにトランジションが適用されます。

:2 つ目のクリップは、トランジションが開始する位置 (2 つのクリップの間) にドラッグ&ドロップします。タイムライン マーカーを使うと、この作業は簡単にできます。詳細は、「タイムライン マーカー」 を参照してください。

2.次のトランジション オプションから選択します。

:クリップを分割してその間に新しいクリップを挿入する場合は [挿入] を、既存クリップの上に配置する場合は [上書き] を選択します。

クロスフェード:2 つのオーディオ クリップを徐々にフェードイン/フェードアウトする場合に、このオプションを選択します。オプションからフェード タイプを選択します。[プレビュー] ボタンを使って、フェード タイプを確認します。

:選択したフェード タイプをデフォルトとして設定するには、[常に選択したタイプを使用する] を選択します。選択すると、次にクロスフェード トランジションを使用時に自動的にこのフェード タイプが適用されます。トランジション タイプを変更するには、トランジションを右クリックして [クロスフェード トランジションの編集] を選択します。

スマート トランジション:カスタム トランジションを使うには、このオプションを選択します。トランジション エフェクトを選択し、プロパティーを調整します。プロパティーに関する詳細は、「スマート トランジションのプロパティーを調整する」 を参照してください。

:スマート オーディオ トランジションは、最大 30 秒です。2 つのクリップの重なる部分が 30 秒を超える場合、[スマート トランジション] オプションは無効になります。

3.[OK] をクリックして、2 つのクリップ間にオーディオ トランジションを適用します。

:2 つ目のクリップをドラッグすることで、オーディオ トランジションの長さを変更することができます。クロスフェードのトランジション部分をダブルクリックすると、トランジションのプロパティーを編集することができます。[スマート トランジション] は、 (トランジション タイプによって異なる) をクリックして、プロパティーを編集します。

スマート トランジションのプロパティーを調整する

[スマート トランジション] では、2 つのクリップ間に [テンポ トランジション][DJ スクラッチ][スマート リピート] のトランジション エフェクトのいずれかを選択することができます。

:トランジションのプロパティーを調整中に [プレビュー] ボタンをクリックすると、結果をプレビューすることができます。[デフォルトにリセット] ボタンをクリックすると、編集したプロパティーが元の設定に戻ります。

テンポ トランジション

テンポに基づいて、オーディオ クリップ間にスムーズなトランジションが作成されます。プロパティーを次のように編集します。

テンポの調整:

前クリップの推定テンポ: を使って、最初のクリップのテンポを調整します。2 つ目のクリップのテンポに合わせて、テンポを速めたり、遅めたりすることができます。テンポは [2X] をクリックすると 2 倍に、[0.5X] をクリックすると 0.5 倍になります。
後クリップの推定テンポ: を使って、2 つ目のクリップのテンポを調整します。2 つ目のクリップのテンポに合わせて、テンポを速めたり、遅めたりすることができます。テンポは [2X] をクリックすると 2 倍に、[0.5X] をクリックすると 0.5 倍になります。

DJ スクラッチ

各オーディオ クリップの音声とテンポをスクラッチして、トランジションが作成されます。プロパティーを次のように編集します。

スクラッチ強度:トランジションのスクラッチ強度を設定します。

テンポの調整:

前クリップの推定テンポ: を使って、最初のクリップのテンポを調整します。2 つ目のクリップのテンポに合わせて、テンポを速めたり、遅めたりすることができます。テンポは [2X] をクリックすると 2 倍に、[0.5X] をクリックすると 0.5 倍になります。
後クリップの推定テンポ: を使って、2 つ目のクリップのテンポを調整します。2 つ目のクリップのテンポに合わせて、テンポを速めたり、遅めたりすることができます。テンポは [2X] をクリックすると 2 倍に、[0.5X] をクリックすると 0.5 倍になります。

スマート リピート

元クリップの最後の部分をリピートして、トランジション (スキッピング エフェクト) が作成されます。プロパティーを次のように編集します。

リピート数:前クリップの最後部分のリピート回数を選択します。

テンポの調整:

前クリップの推定テンポ: を使って、最初のクリップのテンポを調整します。2 つ目のクリップのテンポに合わせて、テンポを速めたり、遅めたりすることができます。テンポは [2X] をクリックすると 2 倍に、[0.5X] をクリックすると 0.5 倍になります。
後クリップの推定テンポ: を使って、2 つ目のクリップのテンポを調整します。2 つ目のクリップのテンポに合わせて、テンポを速めたり、遅めたりすることができます。テンポは [2X] をクリックすると 2 倍に、[0.5X] をクリックすると 0.5 倍になります。